江戸時代、大名や武士は本陣に宿泊したが、庶民が利用した宿泊施設で食事付きのものが旅籠、食事無しのものが木賃宿である。各宿場には10軒~20軒程度の旅籠があり庶民や行商人、旅芸人などで大いに賑わっていた。東海道で旅籠の数が最も多かったのは宮宿(熱田)で最盛期には250もの旅籠が軒を連ねていたという。
旅籠には客の相手をする飯盛り女が置かれている場合が多く、とくに赤坂宿や藤川宿には飯盛り女が多いことでも有名であった。東海道では赤坂宿の「大橋屋」が唯一江戸時代の建物そのままで営業をしているが、通過時間の関係で宿泊できなかった。中山道では現在も営業を続けている旅籠が多い。
ここでは街道筋で宿泊した旅籠を選んでみた。 |