鋳物でつながるネットワーク、日本鋳造工学会関東支部

YFE委員会報告

2024年度 施設見学会 実施報告

　鋳造工学会関東支部YFEでは、若手鋳造技術者の自己研鑽を目的とした活動の一環として施設見学会を実施しています。2024年度は、2024年12月3日に東京都立産業技術研究センターにて開催され、全国から8名にご参加いただきました。

　見学会では、施設内の様々な評価・試験設備や最新の技術に触れることができるプログラムが用意されました。参加者は、ロボット技術やIoT、樹脂造形、金属造形、デジタイザといった、ものづくりにおける先端技術の実際の運用を見学することができ、鋳造業界の未来に対する想像を掻き立てられる貴重な機会となりました。
　参加者からは、最新技術に対する理解が深まったとの声が寄せられ、センターの取り組みや研究内容に対する強い関心が伺えました。見学を通じて、鋳造技術の進化やそれに伴う新たな挑戦についての意識、および今後の自己研鑽や技術向上に向けたモチベーションを一層高めることができました。

　本見学会は、参加者同士の交流の場ともなり、鋳造技術に関する情報交換や意見交換が行われました。これにより、若手技術者同士のネットワークが広がり、今後の活動においても相互に支え合う関係を築くためのきっかけになれば幸いです。
　2025年度も同様の見学会を開催する予定であり、さらなる参加者の増加と充実したプログラムの提供をめざしていきます。

全体写真		ロボット技術
IoT		デジタイザ
金属造形		樹脂造形