関東支部のご案内

年頭の挨拶

年頭の挨拶

(社)日本鋳造工学会 関東支部
支部長 岡田 民雄

岡田 民雄 明けましておめでとうございます。

 会員各位に置かれましては、今年は例年にない明るい気持ちで新年を迎えられたこととお慶び申し上げます。今年は第150回という記念すべき日本鋳造工学会全国講演大会を、我々関東支部が担当することになっております。
 日程は平成19年5月18日(金)~5月21日(月)までです。会場は千葉工業大学 芝園キャンパスを中心に開催します。5月18日の初日はアッという間に来てしまうことでしょう。我々関東支部として本年の最大の行事は、この大会運営であります。従いまして、この画面では支部長と言うよりは大会実行委員長という立場でご挨拶させて頂きます。

 私は、関東支部長をお引き受け致しました時には、本年の大会が150回目になることは気付いていませんでした。支部長が大会の実行委員長になるということで、その準備作業に取り掛かるうちに今大会が150回目になることを知りました。150回目とは節目であるので、通常の大会と何か一味違った企画で開催出来ないものかと考えて、私は学会の懇親会などでいろいろな方達からアイデアを頂きました。

 先ず今大会のコンセプトとして「一人でも多くの方に参加して頂き、鋳造工学会の活動を理解して頂いて、日本の鋳造業界の発展に協力して頂くこと」であると、私は考えました。そのためには、我々の学会会員だけではなく鋳造に関係している他の団体にも協力してもらうことが良いのではないかとの意見がありました。早速、私は日本鋳造協会をお訪ねして加藤会長と角田専務理事にご相談申し上げたところ、「鋳造関係団体が協力し会うことは大変良いことだと思う。次回の理事会に諮って返事をする。」と喜んで頂きました。また、他の関係団体にもお尋ねしたところ、いずれも喜んで協力する旨のご返事を頂きました。

 昨年11月29日開催された本部理事会で、私は関係団体に協力して貰いたい旨の提案をさせて頂きました。その結果、「第150回大会を日本鋳造協会とは共同開催とする。日本鋳造機械工業会、日本ダイカストマシーン工業会、日本非鉄金属鋳物協会、日本工業炉協会、素形材センターには協賛して頂くこと、また他の関係団体にも呼びかけること、そしてこれらの皆様の大会への参加費は鋳造工学会員と同額の8千円とする」ことが決議されました。これで今大会に一人でも多く参加して頂く素地は出来たものと、私は思っています。あとは大会をいかに魅力あるものにすることだと思います。

(註)「第150回全国講演大会の概要とトピックス」で具体的な企画内容を先取りしてください。

 150回全国講演大会の参加申し込みは「鋳造工学」の79巻(2007)2月号,3月号に掲載される参加申込書でお申し込み願います。この拙文が全国の日本鋳造工学会員、共催・協賛団体の会員の皆様へのご案内として利用できたらとも考えております。

 実行委員及び会員の皆様には、なにぶんにも前例のない初めてのことに挑戦することになり何かと混乱もあろうかと思いますが、この150回大会を成功させるために是非ご協力いただけるようお願い申し上げます。

 今年も佳い年でありますよう、お祈り申し上げます。